歯もフライパンのようにフッ素コーティング?

こんにちは!

日航ビル歯科室では様々な口腔ケア用品を取り扱っております。

今日は「フッ素」のお話です。
最近、歯みがき剤などのテレビCMで「フッ素入り」という言葉をよく耳にします。フッ素(F)は私たちの身近な自然界にある元素のひとつで、お茶や魚介類など多くの食品に含まれています。驚きですよね。
そこで気になるのが、フライパンの「フッ素加工」。
みなさんも『フライパンのフッ素加工と、むし歯予防のフッ素は同じ?』と気になったことがありませんか?
歯科で使用している「フッ素」はフッ化ナトリウム(NaF)などで、水に溶けた時にマイナスイオンになる『無機フッ素化合物』と呼ばれているものです。
一方、フライパンの焦げ付き防止や自動車のコーティングなどに使用する「フッ素」は、フッ素と炭素の結合を含む『有機フッ素化合物』と呼ばれる別のもの。
フライパンは有機フッ素製品のひとつ「フッ素樹脂(PTFE:フッ素のプラスチック)」の粉を水と混ぜてフライパン用の金属に塗り、高温で焼き付けたフッ素コーティングがされています。
◆※AGC「みんなのフッ素講座」より

歯科医院でのフッ素(フッ化物)塗布は歯の質を強化して、再石灰化を促進させます。フライパンと違い、コーティングして守るわけではないので、歯みがきでケアをする必要があります。

★当院ではお子さんのフッ素(フッ化物)塗布を中心におこなっています。1歳半頃から行うことができますので、ぜひお問い合わせください。