日航ビル歯科室の「親知らず抜歯外来」における抜歯の受付から診査・診断、実際の抜歯から抜糸までの流れをご案内いたします。
問診・カウンセリング
問診票をご記入いただき、お話を伺います。
親知らずの症状についてお聞かせください。
普段服用しているお薬がある場合は、お薬手帳等をお持ちください。
検査・診察
口腔内診査・レントゲン撮影など、親知らずの診察をしっかりと行います。
通常のパノラマレントゲンを撮影した後に、必要な症例ではCT撮影を行います。
親知らず周囲の組織の腫れが大きい場合や高熱がある場合には、当日の抜歯が難しい場合があります。
治療計画説明
検査結果から患者様に合った治療方法、治療期間、費用などをご説明します。
治療計画に同意をいただけましたら、同意書の記入をお願いします。
抜歯の日程を決定します。
親知らず抜歯
可能なかぎり迅速かつ周りの組織の侵襲を少なくする抜歯を行います。
麻酔をして行うため痛みの心配はありませんが、怖い方は静脈内鎮静法(点滴で眠っていただく)にて、さらに少ない痛みで手術を行うことも可能です。
切開の必要な症例は縫合処置を行います。
抜歯後
術後のチェックを行います。止血のため、抜歯後20分間はガーゼを強く咬んでください。
細菌感染や腫れの予防のため、抗生剤と痛み止めの薬を処方しています。
痛みの感じ方に個人差はありますが、術後お渡しする痛み止めでほぼ改善されますのでご安心ください。
抜歯当日は、麻酔が切れるまでの飲食は控え、強い圧をかけるようなうがいや、頻繁なうがいをしないように注意してください 。
抜歯後、1週間程度で傷口を確認して問題がなければ抜糸をします。
親知らず抜歯のリスク・副作用について
- 抜いてから4日間は、腫れます。通常の状態に戻るには、約7~10日間かかります。抜歯後に腫れる期間を考慮したスケジュールを立てて、ご予約ください。
- 抜歯後2~3日間は唾液に血が混ざります。会議や発表、イベントなどがある場合は予約をお控えください。
- 抜歯後ドライソケットなどで痛みが続く場合があります。ドライソケットになった場合は治るのに10~14日間かかります。抜歯前に注意点を詳しくお伝えします。
※抜歯した部分が血餅(固まり始めた血液)でふさがれずに骨の部分が露出してしまい、激しく痛むことをドライソケットといいます。
親知らずでお困りの方は、まずはご相談ください
患者様のお悩みを丁寧にお聴きします
親知らずは問題なく生えてくることもありますが、
歯が生えるスペースが十分にない所に生えてくるため、
問題のある生え方をしている場合も多く見られます。
肉眼では判断できないため、精密な診査が必要になります。
また、痛みや腫れを起こすこともあるため、親知らずが生えてきたら
腫れや痛みが出る前に、歯科医院の受診をおすすめします。
親知らずの抜歯が不安な方、他院で抜歯を断られた方、どうしても抜歯を避けたい方、まずは当院にご相談ください。