親知らずについて

親知らず治療

このようなお悩みはありませんか?

  • 親知らずが生えていて痛みがある
  • 親知らずが埋まっていて痛みがある
  • 親知らずが斜めに生えている
  • 親知らずの隣の歯がむし歯になっている
  • 親知らずの周辺の歯ぐきが腫れている
  • 他院で抜歯できないと言われた親知らずがある

このようなお悩みをお持ちの方には、当院の親知らずの抜歯をおすすめします。

※患者さんのお口の状態、炎症の度合いによってはすぐに抜歯することが危険なため、おすすめできない場合もございます。

親知らずとは

親知らずとは「智歯(ちし)」と呼ばれる、正中から数えて8番目の歯で、下顎第三大臼歯、上顎第三大臼歯のことを示します。
これらの歯は、20歳前後に生えることが多く、親が歯の生え始めを知ることなく生えてくることから「親知らず」という名前で呼ばれるようになりました。
親知らずは4本すべてある方もいれば、埋まったまま生えてこない方、先天的にない(欠如している)方もいます。親知らずが欠如している方は少なくなく、現代の日本人の親知らずが生えそろう割合は、約40%程度と言われています。
顎の縮小に伴い、生える順番が最後である親知らずのための十分なスペースがなくなり、さまざまな問題を引き起こします。

親知らずイラスト海外

当院の親知らず抜歯を
おすすめする7つのポイント

01. 経験豊富な口腔外科医が担当

院長は大学病院や総合病院で難しい抜歯を多数経験している、日本口腔外科学会より認定された口腔外科医でもあります。
親知らずが横や斜めを向いて埋まっていると清掃性が悪く、手前の歯がむし歯や歯周病になりやすくなります。それにより、炎症を起こし、口が開かなくなるほど腫れたり、強い痛みが出る場合があるため、抜歯が必要になります。
当院では適切な診断のもと、親知らず(智歯)抜歯をおこなっていきます。

カンファレンス小澤先生

02. 痛みや恐怖心に配慮した治療

患者さんの不安な気持ちや恐怖心に寄り添って治療を行います。
注射前の表面麻酔や痛みを感じにくい麻酔方法で十分に麻酔を効かせてからの抜歯となります。万が一、抜歯中に痛みを感じた場合には抜歯を中断し、麻酔を十分に追加するなど、患者さんにとって負担の少ない安全な抜歯を行います。また、静脈内鎮静法という麻酔で、眠っているような間に抜歯することも可能です。

静脈内鎮静法

ご希望があれば行う麻酔方法です。点滴をさせていただき、そこから薬剤を投与します。少しずつ眠くなっていきますが、全身麻酔のように意識がなくなることがなく、こちらからの呼びかけには反応できる状態です。痛みや恐怖心、不安感をほとんど感じることがなく、手術を受けていただけます。静脈内鎮静法は健康保険適用外の全額自費治療となります。

静脈内鎮静法イメージ

03. CT撮影に基づく的確な抜歯

当院では必ず治療前にCT撮影を行い、安全で的確な抜歯のために万全を期して治療に臨みます。CT撮影で、より正確な親知らずの位置を把握する事が可能となります。
上顎の親知らずの抜歯であれば、副鼻腔の一つである上顎洞と、抜歯を予定している親知らずとの位置関係。下顎の親知らずの抜歯であれば、下歯槽神経との根の位置関係を術前に把握し、神経麻痺のリスクを低減することができます。
ほぼすべてのケースで1本あたり30分以内に処置は終了します。

画像を見る小澤先生

04. 拡大鏡を用いた丁寧な埋伏智歯抜歯

拡大鏡(ルーペ)を用いた拡大視野の下、丁寧な処置を心がけています。
横向きの歯の抜歯や埋伏している歯の抜歯も、ご相談ください。
熟練した歯科医師による親知らずの抜歯では、より短い時間で処置が完了するため、比較的腫れや痛みが少なく、予後も良好なケースが多くなります。

小澤先生拡大鏡

05. 歯科治療中に生体情報モニタリングすることで、より安全な治療を

出血を伴う処置や抜歯などを行う際には、生体情報モニターを使用し、血圧・心電図・脈拍・血中酸素などをモニタリングしています。

ご高齢の方や高血圧症・心臓病などの疾患をお持ちの方でも、全身状態を把握しながら急な体調の変化にいち早く対応できるように備えています。

生体情報モニタリング

06. セカンドオピニオン

当院ではセカンドオピニオンのご相談を承っています。
現在受診されている歯科医院での治療方針に不安を感じたり、治療方法の選択に迷いを感じた時は「セカンドオピニオン」をおすすめします。治療方法の選択肢が増えることは、より納得したうえで治療に臨めることになり、このことはセカンドオピニオンの最大のメリットと言えます。
他の医院で親知らずの抜歯を断られた方も、お気軽にご相談ください。大学病院や総合病院で難しい抜歯を多数経験している歯科医師が在籍しており、親知らず専門外来として診療しています。

カンファレンス小澤先生

07. 親知らずの移植・再植

親知らずを抜くだけではなく、移植も積極的におこなっています。
歯を失った場合は、ブリッジかインプラントの選択肢が通常ですが、当院では親知らずの移植という選択肢もあります。
手前の歯が大きなむし歯で、親知らずはむし歯ではないケースでは、手前の歯を抜き、抜歯した親知らずを移植するという方法も選択することが可能になります。

親知らず

親知らずの抜歯 症例紹介

丸い形の親知らず
年代20代
性別女性
治療内容レントゲン写真左側一番奥の丸い形をした歯。
丸い形をした親知らずがどのような方向に埋伏しているのか、このままでは分かりません。
CTを撮影して親知らずが頬側から舌側に向かって埋伏していることを確認してから抜歯を行いました。
治療期間1~2カ月(3回)
治療時間30分
リスク・副作用痛み・腫れ、出血・内出血、一部残存、歯の誤嚥・吸引、上顎洞の交通、感覚障害、ドライソケット
治療費9,460円(初診・CT撮影) 保険適応( 3割負担 )
2022年3月現在

院長挨拶

歯科医師 小澤 幹夫 OZAWA Mikio

歯科医院の外来で、こんなことを言われた事はありませんか?

「うちではこの親知らずを抜くことはできません」
「この親知らずはまだ抜かなくてもいいかなぁ」
「この親知らずは神経が近いからうちでは抜けません、大きな病院で診てもらってください」

大学病院や一般病院の歯科口腔外科外来には、このように言われた親知らず抜歯の紹介患者さんが、多数来院されています。
その中には、病院の歯科口腔外科にお越しならなくても、適切な技術と知識をもった歯科医師がいれば、街のクリニックでも対応可能な患者さんが少なからずいらっしゃいます。

当院では「患者さんが病院まで行くご負担」と「大学病院・一般病院の歯科口腔外科での軽度な口腔外科疾患による診療負担」2つの負担軽減を目的に、クリニックにおける「親知らず抜歯を含めた口腔外科診療」を本格的に開始しております。

これにより大学病院や一般病院の歯科口腔外科において「難治性及び高度な口腔外科疾患の治療」に取り組む時間が拡大され、地域医療の向上につながることを期待しております。

小澤院長プロフィール

略歴

  • 芝学園高校卒業
  • 日本大学松戸歯学部卒業

資格

口腔外科研修歴

  • 防衛医科大学校病院 臨床研修医
  • 防衛医科大学校病院 口腔外科高度専門研修
  • 藤沢市民病院 口腔外科専門医
  • 横浜市立大学 口腔外科研究生
  • 米海軍横須賀病院 口腔外科研修

専門分野

  • 拡大鏡を用いた丁寧な埋伏智歯抜歯
  • 歯牙移植・再植
  • 顎骨嚢胞摘出術
  • 顔面外傷(顎骨骨折)
  • 有病者歯科治療
  • 海外人道支援活動経験による英語診療
  • パラオ国立病院(BNH)にてボランティア活動(現在も不定期実施)
小澤先生拡大鏡
親知らず抜歯外来の流れ

日航ビル歯科室の「親知らず抜歯外来」における抜歯の受付から診査・診断、実際の抜歯から抜糸までの流れをご案内いたします。

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海外画像女性
親知らずが痛む・腫れる原因

親知らずの痛みは、「親知らずが生えることによって生じる歯周トラブル」が原因になっていることがほとんどです。奥歯が痛いなどの自覚症状がある際には、当院にご相談ください。

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親知らずイラスト
親知らずの抜歯と保存の判断基準

親知らずは必ず抜かなければいけないということはありません。親知らず抜歯の可否については、専門医が在籍している歯科医院での診察を推奨しています。

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抜歯後のリスクイメージ
抜歯後のリスクと注意事項

抜歯後のリスクと注意事項についてご案内します。抜歯後には個人差はあるものの、痛みや腫れが出てきます。
注意事項を守って適切な処置を行えば順調に回復します。

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親知らずの症例写真
親知らず抜歯の症例

親知らずの状態などにより大きく異なりますが、親知らずの抜歯にかかる時間は約5分~60分です。当院でおこなった親知らず抜歯の症例について、ご紹介します。

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カンファレンス小澤先生
親知らず抜歯のよくある質問(FAQ)

親知らずの抜歯に関して、お問い合わせの多い質問内容をご紹介します。

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親知らずでお困りの方は、まずはご相談ください

患者さんのお悩みを丁寧にお聴きします

親知らずは問題なく生えてくることもありますが、歯が生えるスペースが十分にない所に生えてくるため、問題のある生え方をしている場合も多く見られます。肉眼では判断できないため、精密な診査が必要になります。
また、痛みや腫れを起こすこともあるため、親知らずが生えてきたら腫れや痛みが出る前に、歯科医院の受診をおすすめします。

親知らずの抜歯が不安な方、他院で抜歯を断られた方、どうしても抜歯を避けたい方、まずは当院にご相談ください。